相談したい。でも、本人がその気にならない。「子どもを連れて行かないと相談できない」と思って、動けずにいませんか。——本人が動かなくても、親御さんだけで相談を始めていい。まずは、そのことをお伝えしたくて、この記事を書いています。

「本人が行く気にならないと」と、あきらめていませんか

不登校の相談窓口の多くは、どこかで「本人を連れてくること」が前提になっています。だから、本人が拒んでいる家庭は、その入口で止まってしまう。「うちの子は行きたがらないから、相談は無理だ」——そう感じて、誰にも相談できないまま時間だけが過ぎていく。そういう親御さんに、たくさん出会ってきました。

でも、支援が必要なのは、子どもだけではありません。毎朝、どう声をかけるか迷い、正解のない対応に疲れ、誰にも言えずに抱えている——親御さん自身が、もう十分に大変な状況にいます。

相談したい。でも、子どもは「行きたくない」と言う。
親だけで相談に行くのは、なんだか気が引ける。
結局、何もできないまま、また一日が終わっていく。

「親が代わりに相談する」ことに、ためらいがある方へ

「本人を差し置いて、親が勝手に相談していいのだろうか」——そう迷う方は、少なくありません。子どものことを尊重したいからこそ、勝手に動くことにブレーキがかかる。その気持ちは、とても大切なものだと思います。

けれど、親御さんが状況を整理したり、気持ちを吐き出したりすることは、本人を差し置くことにはなりません。むしろ、親が少し楽になり、落ち着いて子どもと向き合えるようになることが、家庭全体にとって支えになります。親が相談することは、子どものためでもあるのです。

本人が来られなくても、親御さんだけで相談できます

こころケアセンターでは、まず親御さんだけでのご相談を、いつでもお受けしています。本人が同席する必要はありません。「本人はまだ動けないけれど、これからどうすればいいか、一緒に考えてほしい」——そんなご相談から始められます。

長野県須坂市を拠点に、長野市・中野市など県内全域、近県はオンラインでも対応しています。話しながら、本人への関わり方を一緒に整理したり、必要になればご自宅への訪問や外出同行という次の一歩を考えたり。ご家庭のペースに合わせて、無理なく進めていきます。

まずは、こんなことからで大丈夫です。「何から話せばいいか分からない」「解決したいわけではなく、ただ聞いてほしい」——そんな入り方でも構いません。親御さんが一人で抱え込まないこと。それが、最初の一歩になります。

相談することは、あきらめることではありません

誰かに相談すると、「もう自分たちだけでは無理だと認めることになる」と感じる方もいます。でも、相談は、あきらめではありません。むしろ、子どものために次の道を探そうとしている、その証です。

長野県で、本人がまだ動けなくても、親だけで相談したい——そう思ったら、LINEで一言だけ送ってみてください。お子さんのことも、親御さん自身のことも、まるごと聞かせてもらえればと思います。